谷川岳・西黒尾根
裏庭氏、衝撃の骨折から間もなく3ヶ月。
ようやくお医者様から完治のお言葉をいただいたので、本格的な夏山登山の前の足慣らしに谷川岳に行ってきました。
谷川岳はロープウェイを利用すれば初心者でも登れる山なのですが、夫が「アスレチックのような所があったり、稜線歩きが出来るルートがあるよ」と言うので、喜んでついて行ったら・・・
行きの車の中で今日登る「谷川岳・西黒尾根」を検索してみると、日本三大急登の一つと書いてあるではないですか
谷川岳に到着し、たくさんの登山客がロープウェイ乗り場に向かう中、反対方向の山道に向かう人は誰もいない。。。
人に会う前に、熊に遭遇しそうなヤバい雰囲気。
はいはい、これがアスレチック的なやつですね。
ガスガスで下が見えないのは良しとしよう。
ここから先は真ん中の岩を登って、てっぺんを越えていくんだね~って、おいおい、怖いじゃないか!
登ってきた道を振り返ってみると、雲の中から稜線が顔を出しました。
天気は良くなかったけれど、鎖場は登っていて「楽しい~」を連呼したし、素晴らしいコースでした。
裏庭氏も登り切って完治を実感したことでしょう。
3年前買い替えた登山靴のソールが擦り減ってしまい、今回は靴を新調して初めての山登りでした。
すごくお気に入りの靴だったので次も同じメーカーの物を買うつもりでいたのですが、お店でどんな山を登るか聞かれて北アルプスの岩稜帯と答えたところ、ソールが固い靴でないと危険とのアドバイスをいただき泣く泣く諦めました。
お勧めの靴を数足用意してくれて値段を見ると今までの靴の2倍も3倍もするし、ごつくて可愛らしさはまったくない物ばかりだけど、命を守ってくれる大切な道具なのでわがままは言えません。
1時間くらい、あーでもないこーでもないと試着を繰り返し、一番しっくりくる登山靴を選びました。
ザックと同じブランドの「マムート」です。
新しい相棒は私をどんな山に連れて行ってくれるのだろう。
山登りを始めて6年目の夏がやってきます。